脳外科手術用ナビゲーションシステム「Q Guidanceプラットフォーム」を導入しました
2024.07.27
日本ストライカー社製脳外科手術用ナビゲーションシステム「Q Guidanceプラットフォーム」を導入致しました。
東北6県では当院が初の導入で、脳外科では国内初導入となります。
Q Guidanceプラットフォームとは
Q Guidanceプラットフォームは、手術中に患者の体内の3D画像をリアルタイムで表示し、手術器具の位置を正確に把握できる次世代型の手術用ナビゲーションシステムです。高精度な画像処理と直感的な操作性を両立させ、より安全で正確な手術の実現を支援します。
Q Guidanceプラットフォームの特徴
- 高解像度3D画像のリアルタイム生成: 2台のコンピューターシステムによる並列処理により、高解像度の3D画像を高速に生成します。これにより、術中のリアルタイムな画像表示が可能となり、より正確な手術計画の実行をサポートします。
- 高精度なナビゲーションカメラによる位置検出: 従来のシステムに比べ、パッシブ型のカメラでアクティブにトラッキングすることで、より自由度の高い位置検出が可能になりました。
- ソフトウェアによる高度な画像処理: 取得された画像データを高度なアルゴリズムで処理し、ノイズを除去したり、コントラストを調整したりすることで、より鮮明な画像を表示します。
Q Guidanceプラットフォームがもたらすメリット
- 手術精度の向上: 高精度な画像とナビゲーションにより、手術の精度が向上し、患者の合併症リスクを低減します。
- 手術時間の短縮: 手術計画の効率化や、術中のナビゲーションの精度向上により、手術時間を短縮し、患者さんの負担を軽減します。
- 安全性の向上: 手術中の誤操作のリスクを低減し、より安全な手術の実現に貢献します。
- 患者のQOL向上: より正確な手術により、術後の回復が早く、患者さんのQOL向上に繋がります。