入院の手続き
入院時にご提出いただく書類
- 診察券
- 入院保証書
- 健康保険証(後期高齢者医療被保険者証、高齢者受給者証、公費負担医療受給者証)
- 限度額適用認定証・標準負担額減額認定証(お持ちの方)
- 東日本大震災一部負担金等免除証明書(お持ちの方)
- 「入院なさる方へ」の黄色の書類(記入したもの)
- 「アメニティ加入申込書」(加入される方)
※認め印をお持ち下さい。
患者様にご負担いただくもの
- 入院費
- 食事療養費(食事代)
- 室料差額(個室・二人部屋希望される方)
- アメニティ利用料金(加入される方)
入院時の身のまわり品について
- 当院では、衛生管理および患者・ご家族の負担軽減のため、入院生活に必要な身のまわりの品を「アメニティセット」として専門の業者に委託をして準備(有料)させていただいております。
- 「アメニティセット」の利用は、患者様やご家族のご希望によりますので、希望されない場合には、必要なものをご準備下さい。なお、入院する病棟によっては、昼間の活動着、運動靴などをご準備いただくようお願いすることがあります。
入院費用のお支払いについて
- 入院費の請求は、月末締めで翌月11日となっております。
- 請求書は、1階の面会受付もしくは受付窓口にございますので、お声がけください。
- 退院の際は、退院当日にお支払いいただきます。
- クレジットカードや電子マネーもご利用できますので、お支払い時にご相談ください。
- 入院費用のお支払いに関するご相談はMSW(医療ソーシャルワーカー)に随時ご相談下さい。
診断書・各種証明書発行について
- 入院証明書や診断書など医師の証明が必要な書類については1階窓口にお申し込みください。
- 生命保険関係の書類は各社指定の用紙がありますのでご準備の上お申し込み下さい。
- 作成までは一週間程度お時間をいただいております。
- 日・祝日はお取り扱いできませんのでご了承下さい。
病棟のご案内
- 患者さんの治療にもっとも適した病棟での入院療養となります。
- 安心して退院ができるように多職種で退院支援をおこないます。
- 治療の状態や経過により、病室を移動する場合があります。
NCU・急性期病棟
脳卒中や心筋梗塞などの病気やけがで緊急入院するなど病状変化の可能性の高い急性期の患者さんを対象とする病棟です。
地域包括ケア病棟
急性期治療を経過し、病状が安定した患者さんが自宅復帰を支援する病棟です。また、在宅で療養されている方の緊急時の受入を行い在宅での生活を支援する病棟です。
回復期リハビリ病棟
急性期治療を経過した脳卒中や大腿骨骨折などの患者さんが在宅生活のために必要なリハビリや動作(起居動作・移乗・食事・更衣・排泄・入浴・整容)を集中的に行う病棟です。
適応疾患
対象疾患 | 入院限度日数 |
---|---|
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は、手術後、義肢装着訓練を要する状態。 | 150日以内 |
高次機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷、頭部外傷を含む多部位外傷 | 180日以内 |
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の状態。 | 90日以内 |
外科手術又は、肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後。 | 90日以内 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 | 60日以内 |
股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日以内 |
特殊疾患病棟
長期にわたり療養が必要な脊髄損傷等の重度障害者の方、重度の意識障害の方、パーキンソン病・脊髄小脳変性症・筋萎縮性側索硬化症・多発性硬化症などの神経難病や意識障害の方が療養される病棟です。
適応疾患
- 重度の意識障害(GCS:8点以下)
- 脊髄損傷の重度障害者
- 多発性硬化症、重症筋無力症、スモン、筋萎縮性脊索硬化症、プリオン病、もやもや病、パーキンソン病関連
(ヤール分類ステージ3以上であって生活機能障害IIまたはIII以上) - 人工呼吸器を装着している患者
リハビリテーション
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のリハビリテーション専門職による、リハビリテーションを提供しています。私たちは、病気になって間もない方-ご自宅への退院準備を始める時期の方-ご自宅に戻って生活を送られている方、その時々に必要とされるリハビリテーションが提供できるよう、体制を整えています。
急性期リハビリテーション
- 入院後の早い時期から身体機能を低下させないように身体状態の観察を行いながらリハビリテーションを開始しています。
- 患者さんによっては、全身状態が十分に安定していない場合が多いため、酸素や点滴をした状態で、血圧や呼吸状態などを十分確認するなどリスク管理を行いながらリハビリを実施しています。
- 病気になった直後や手術直後などの病状をみて、医師・看護師を始め様々な職種と連携をとりながら急性期リハビリテーションを提供します。
回復期リハビリテーション
- 回復期の段階のリハビリテーションは、脳血管障害、大腿骨等の骨折などの急性期治療を終えて症状が安定した患者様に対して、集中的にリハビリテーションを提供し、機能改善を目指しています。
- 専門職による、集中的なリハビリテーションを提供し、後遺症の回復や、日常動作の改善・向上をめざしています。また、身体の麻痺や高次脳機能障害などの後遺症を抱えながら生活を送るためには、お身体の状態に併せた環境調整が大切です。リハビリスタッフは、リハ室だけでなく、病棟内についても在宅環境に合わせた環境設定を行います。
- 患者様さんが少しでも日常生活が自立し、安心して在宅生活を送ることができるように、患者様・ご家族様を含め、リハビリスタッフだけではなく、患者さんに関わるスタッフがチームを作り、目標を共有し、患者様が主体的に生活できるように支援しています。
生活維持期リハビリテーション
- 介護保険におけるリハビリテーションは、生活する上での活動や参加を支援するとともに、運動機能や生活機能の低下に伴うADLの低下を予防し、今できることをできる限り継続できるよう、生活する場面において介入を行うリハビリテーションです。
- 生活をしながら行うリハビリテーションですので、介護老人保健施設で行う入所リハビリテーション、ご自宅から通ってリハビリテーションを行う通所リハビリテーション(デイケア)、ご自宅の環境で行う訪問リハビリテーションと、サービスの提供形態はさまざまです。
- その他、介護付き有料老人ホームの入居者さんへのリハビリテーションや、認知症対応型通所介護(認知症デイ)においても、リハビリテーションスタッフを配置し、生活期リハビリテーションを必要とする方へ提供しています。
生活維持期リハビリテーションができる法人内事業所
入所リハビリテーション
- ◎介護老人保健施設 ケアフォーラムあづま
通所リハビリテーション
- ◎あづま脳神経外科病院 短時間通所リハビリテーション
- ◎介護老人保健施設 ケアフォーラムあづま
- ◎ほばらクリニック 通所リハビリテーション ろくまんぼう
訪問リハビリテーション
- ◎訪問リハビリテーション指定事業所 あづま
- ◎ほばらクリニック 訪問リハビリテーション きぼう
その他
- ◎介護付き有料老人ホーム ライフガーデンあづま
退院支援
患者さんが、病気や障害を抱えながらも、安心して療養生活が続けられるように、退院して家庭や地域の病院・施設など新たな療養の場で、安心して自立した自分らしい療養生活を送ることができるように、当院では、入院の早い時期より、医師や看護師をはじめ、病棟担当のMSW(医療ソーシャルワーカー)が、これからの生活について、ご意向を確認しながら退院に向けての支援をいたします。
退院支援
医師・看護師・リハビリセラピスト・薬剤師・管理栄養士・MSW(医療ソーシャルワーカー)等がチームを組んで、患者さんが退院後にも必要な医療や介護を受けながら、「どこで生活をするのか」「どのように生活をするのか」など、患者さんとご家族の意思決定のお手伝いをいたします。また、退院に不安や心配ごとが解消できるよう支援を行ないます。
退院調整
患者さんとご家族の意向に添った退院後の生活を実現するために、患者さんやご家族、医師、看護師、リハビリセラピスト、MSW(医療ソーシャルワーカー)、ケアマネージャーや在宅サービスの提供事業者と話し合いを行ない、在宅サービスにつないでいきます。
医療相談
治療期間が長期に渡ればわたるほど、経済的なこと、精神的・心理的な悩み、家族関係や職場復帰に関することなど、ご家族を含めて生活が深刻になる事が想定されます。このような心配や不安・問題が生じた時、また生じそうな時に、MSW(医療ソーシャルワーカー)が社会福祉の立場から、患者様やご家族の方からご相談に応じ、お手伝いさせていただきます。
退院後のサポート
あづま脳神経外科病院では、「医療」と「介護」の一体的提供による「脳卒中」治療を行っています。
脳卒中の治療後も安心して在宅生活を送るためには、「医療」と「介護」が途切れることなく一体的に提供されることがとても大切です。在宅生活を支援するためには、介護を必要とする方とその家族を支えていくのがわたしたちの役割です。関連する事業所と共に介護の相談や介護計画の立案から実際に必要なサービスの提供などをおこなっています。
在宅サービスを受けるためには
退院後に在宅で介護サービスをご利用になるには「介護保険」の手続きが必要となります。指定居宅介護支援事業所では、介護を必要とされる方にとって、より良い介護サービスが受けられるように、ケアマネージャーが本人や家族の希望に添ってケアプランを作成します。担当者は介護が必要となる方の相談や介護保険の申請代行を行います。
在宅サービスの種類
自宅から施設に通って利用するサービス
日帰りで施設に通い、食事や入浴などの生活に必要な支援をおこないながら、手足や言葉のリハビリテーション、利用者の心身機能の向上をめざします。
- 短時間通所リハビリテーション (あづま脳神経外科病院)
- 通所リハビリテーション (ケアフォーラムあづま)
- 通所リハビリテーション ろくまんぼう (ほばらクリニック)
- 認知症対応型通所介護 ふるさと(ほばらクリニック)
- 認知症対応型通所介護 ふるさと「いいざか」
自宅で利用するサービス
かかりつけ医の指示による自宅での看護やリハビリテーションをおこないます。
自宅から施設に入所しておこなうサービス
入所されている方に必要なリハビリテーションをおこない、自宅生活に復帰できるようにサービス計画書をもとに入浴や食事、排泄などの日常生活に必要な介護を受けることができます。
通い、訪問、宿泊を組み合わせて受けられるサービス
利用者の選択に応じて、施設への通いを中心に、短期間の宿泊やご自宅への訪問などを組み合わせて利用することができます。
面会
ご面会を希望の皆様へ
面会の受付
● 面会時間(平日のみ)
・月曜~土曜(日祝祭日を除く) 12時~15時まで(NCUは14時~16時)
・面会は1患者様につき
原則1日1回 家族の方3名まで
※未就学者(乳幼児含む)の場合も1名とカウント
3名以上の複数名での面会は不可
・面会時間制限 15分以内
※風邪症状のある方は面会不可
※サージカルマスク着用・手指消毒必須
・洗濯物のみならナースステーションで受け渡し可
※受け渡しのみの場合、未成年者複数名を伴って病棟に上がることとは可。(面会は不可)
● 病院正面入口の総合案内にて受付簿にご記入いただき、入館証をお受け取りの上、病棟へお進みください。
面会時のお願い
● 感染防止対策について
発熱や風邪症状のある方は面会できません。面会中は、入館時の手指消毒・マスク着用のご協力をお願いいたします。
● 貴重品について
盗難や紛失など予期せぬ事故が起きないよう、現金や貴重品についてはご自身の責任で管理をお願いいたします。
● 食事介助等について
「入院患者様への食事介助」や「リハビリ見学」「付き添い」も可能です。
● 会計について
入院費のお支払いについては、病棟スタッフステーションにて請求書をお渡しいたします。入院病棟のスタッフへお声がけください。
※何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
正面入口
正面玄関:7:30~17:30
(日・祝日は終日施錠となります)
救急入口
左記以外の時間および日・祝は救急入口をご利用ください。(救急入口も施錠しておりますので、インターホンをご利用下さい)