社会医療法人 秀公会 あづま脳神経外科病院

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日本脳神経外科学会専門研修プログラムの連携施設
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社会医療法人 秀公会

病院のご案内

ご挨拶

秀公会は、1984年に脳卒中などの検査、治療をおこなう病院として誕生しました。脳卒中は発症間もない急性期の治療だけではなく、脳卒中によって生じた運動麻痺や失語症を改善させるためには効果的なリハビリテーションが必要となります。また、在宅に戻られてからの機能維持も不可欠で、治療だけで完結するものではありません。当院では、脳神経外科専門医4名の体制で救急や手術などに対応しております。またリハビリテーションに関しては、専門のリハビリテーション病棟で入院期間に応じた機能訓練スケジュールで回復機能を充実させています。さらに退院後の自宅生活に必要なことは医療だけではなく、必要とされる介護も提供しています。高齢者の方が安心して住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるために、専門性を発揮して機能分化で地域を支えていきたいと思います。

理事長 泉 一郎

新院長ご挨拶

「実・湧・満・彩(みわくまんさい)福島市」は福島市のキャッチフレーズで、 この地には様々な魅力があります。私はこの地で生まれ育ち、福島医大を卒業後、同大学脳神経外科学講座で脳卒中と脳腫瘍を中心に20年以上修練してまいりました。 このたびご縁があり、 私は脳疾患に強い社会医療法人秀公会の一員に加わりました。大学病院は高度医療を行う特定機能病院であり、 中核病院やかかりつけの先生方とのつながりの重要性を強く認識しておりました。あづま脳神経外科病院ではこれまでどおり福島医大および県北医療機関との連携を強固に保ちながら、 救急医療、最新の技術を用いた脳卒中や脳腫瘍などの手術、専門病棟でのリハビリテーションから在宅まで一貫した医療を提供できるように努めてまいります。

院長 佐藤 拓

求められる医療

「救急・専門医療」と「地域包括ケア」が連携した医療

高齢者においては医療と介護の両方のニーズを併せ持つことが多く、今までは医療と介護の連携が十分に整っておらず、介護を必要とする方へのサービスや在宅で医療ケアが必要な方への柔軟なサービスができないなどの課題がありました。住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるためには、地域の医療機関や介護事業所などが連携し合い、状況に応じてサポートする必要があります。通院や入院、訪問診療や訪問看護などの医療提供や、自宅だけでなく、介護付き有料法人ホームや介護保険施設への入所や通所など、どこに暮らしていても必要な医療や介護は提供されなければなりません。また、高齢者などの生活支援などの活動の場を提供するなど、「住まい」「医療」「介護」「介護予防」「生活支援」などのサービスが求められております。秀公会は脳卒中に特化した医療と在宅での生活に必要な介護のサービスを提供して、地域の皆様が安心して暮らし続けられる環境をつくっていきます。

地域包括ケアシステムのイメージ

地域包括ケアシステムは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域を単位として想定

医療提供体制

医療と介護の提供体制

  • 脳神経外科・循環器内科・リハビリテーションを治療の3本柱。
  • 急性期病棟から回復期、慢性期、在宅・福祉に至るまで切れ目のないサービスを提供。

理念・患者さんの権利

夢のある医療・・・感動と共感を呼ぶ医療

私たちは

  • すべての人々に、人間の生命の輝きに寄与する、
    心にふれる良質な保健・医療・福祉を提供します。
  • 「地域と一体、患者様と一体」これを常にめざします。
  • 秀公会は、社会的に責任のある公器であることを認識し、
    地域社会から常に尊敬と信頼が得られるよう努力します。
  • 職員一人一人の働きがい、生きがいの向上をめざします。
  • 不断の革新を実践します。

患者さんの権利

患者さんは

  • 医師と医療機関を選ぶ権利があります。
  • すべての医療行為について、
    説明を受ける権利、治療を受ける権利、治療を拒否する権利があります。
  • プライバシーを尊重される権利があります。
  • いかなる状況においても人格を尊重され、尊厳をもって、
    その生をまっとうする権利があります。
  • 何事にも差別されることなく、平等に治療を受ける権利があります。
  • 医療費の明細の報告を受けると共に、
    医療費と福祉の公的援助に関する情報を受ける権利があります。
  • 情報の開示、他医療機関への紹介を要求する権利があります。

ビジョン

人間の生命の輝きに寄与する
地域社会をつくりたい。
このために地域連携により
地域完結型ヘルスケアネットワークを形成し、
予防を含めて急性期から生活期まで
保健・医療・福祉を一体的に提供する。

安全管理体制

医療安全管理

安全管理に関する基本方針

医療安全に関しては「リスクマネジメント」「感染防止」等の活動については、それぞれ専門の委員会やチームをつくり、活動経過報告と問題・課題の抽出、是正対策や予防対策の実施評価、改善フォローアップなどを行っています。定期的な医療事故防止や感染防止等の職員教育を行い、安心、安全の医療の提供に努めています。

  • 当院の医療安全管理は、医療サービスの提供プロセスに関わる全ての部門・部署を対象とする。当院の医療安全活動においては、「人間はエラーを犯すもの」という観点に立ち、エラーの根本原因はインシデント及び医療事故を発生させた「医療上の業務プロセスの不備にある。」という点に着目し、システムに対して根本原因を究明・改善していくことを主眼とする。
  • 医療安全上の改善活動の到達目標は、単独の過ちが即ち医療事故という形で患者に実害を及ぼすことのないような仕組みを構築すること。すなわち、業務手順が改訂され、実施後の評価が定期的に行われるまで実施できて目標達成とする。
  • 病院長の強いリーダーシップのもと、組織をあげて安全対策に取り組んでいくことが必要であり、医療安全活動の必要性、重要性を全部署、全職員に周知徹底し、共通の課題として全員参加の積極的な取組みを行うこととする。

安全管理体制の構築

  • 医療事故・インシデント等の報告制度の確立
  • 職員に対する安全教育、研修の実施
  • 事故発生後の対応方法の確立
  • 安全確保のための措置

感染防止対策

院内感染防止対策に関する基本的方針

院内感染発生予防・防止

血液・体液のみならず、患者の喀痰・便・尿などの分泌物・排泄物(湿性生体物質)に接触するときには,感染性があるという考え方(標準予防策=Standard Precautions )に基づき、実践する。さらに、感染経路別予防策として、空気予防策、飛沫予防策、接触予防策の3つがあり、標準予防策に追加して実施する。

院内感染発生時の発生源の調査、拡散防止、治療、再発防止、
院内感染防止対策を効果的に遂行するために以下の事柄を実践する。

  • ラウンドによる現場での指導啓蒙及び情報収集
  • 感染対策のモニタリング
  • 隔離対策及び感染危険物の取扱いの指導
  • 抗菌薬の適正使用に関する指導及びモニタリング
  • 滅菌物取り扱い方法の指導
  • 効果的な感染対策の提示
  • 感染の危険性のある部門の調査
  • 感染症患者の移動及び退院に関する助言
  • 日常的に実施されている感染対策の評価と改善
  • 新しい医療器具の使用方法の提示とモニタリング
  • 必要物品の供給に関する指導、提言
  • 院内感染防止対策の経済 的効果の検証

院内感染防止対策

  • 感染の発生予防・防止
  • 感染発生時の発生源の調査、拡散防止、治療
  • 再発防止

の三原則を病院の全ての部門が協力して実施することにより初めて有効となる。そのためには、感染防止委員会が中心となりICT(感染コントロールチーム)と協力し合い効果的・組織的な活動をする。

施設概要・施設基準

施設概要

名称 あづま脳神経外科病院
所在地 〒960-1101 福島県福島市大森字柳下16-1
開設者 社会医療法人 秀公会
院長 佐藤 拓
ベッド数 168床 
・急性期病棟(37床) 
・地域包括ケア病棟(23床) 
・回復期リハビリテーション病棟(60床) 
・特殊疾患病棟(48床)
診療科 脳神経外科、神経内科、循環器内科、リハビリテーション科、麻酔科、内科、外科
職員数 325名(2022年4月現在)
救急告示 二次救急病院(救急医療病院群輪番制)

施設基準取得一覧

入院料 急性期一般入院基本料1
入院料加算
重症者等療養環境特別加算
診療録管理体制加算2
救急医療管理加算
入退院支援加算1
地域連携診療計画加算
入院時支援加算
医療安全対策加算2
医療安全対策地域連携加算2
医師事務作業補助体制加算1(40:1、50:1)
療養環境加算患者サポート体制充実加算
感染防止対策加算2
データ提出加算2(200床未満)
提出データ評価加算
急性期看護補助体制加算(25対1,5割以上)
看護職員夜間配置加算1(12対1)
病棟薬剤業務実施加算1
認知症ケア加算2
総合機能評価加算
夜間50対1急性期看護補助体制加算
夜間看護体制加算
後発医薬品使用体制加算1
無菌製剤処理料
急性期脳卒中加算
せん妄ハイリスク患者ケア加算
特定入院料 特殊疾患病棟入院料 1
回復期リハビリテーション病棟入院料1(体制強化加算)
地域包括ケア病棟入院料1
初診料 機能強化加算
指導管理等 薬剤管理指導料
(医薬品安全性情報等管理体制加算)
開放型病院共同指導料
ニコチン依存症管理料
医療機器安全管理料1
夜間休日救急搬送医学管理料
救急搬送看護体制加算(夜間休日救急)
がん治療連携指導料
電子的診療情報評価料(検査・画像情報提供料)
糖尿病透析予防指導管理料
在宅医療 在宅時医学総合管理料又は特定施設入居時等医学総合管理料
在宅療養支援病院3
画像診断 単純MRI撮影(1.5T)
CT撮影(マルチスライス型16ch以上64ch未満)
検査 植込型心電図検査
検体管理加算(II)
リハビリ
テーション
脳血管疾患等リハビリテーション料(I)
運動器リハビリテーション料(I)
呼吸器リハビリテーション料(I)
廃用リハビリテーション料(I)
心大血管疾患リハビリテーション料(II)
手術 医科点数表第2表第10部手術の通則の5及び6に掲げる手術に関する施設基準
大動脈バルーンパンピング法
ペースメーカー移植術、ペースメーカー交換術
植込型心電図記録計移植術及び植込型心電図記録計摘出術
経皮的冠動脈形成術
経皮的冠動脈ステント留置術
麻酔 麻酔管理料I
輸血 輸血管理料II
輸血適正使用加算
食事療養 入院時食事療養費(I)

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